2017年01月25日

風邪と免疫のおはなし




免疫とは「疫病を免れる」という意味ですが、人のからだには、異物を排除し、抗体を作る機構が備わっています。

睡眠不足や寒さなどのストレスで抵抗力が弱まると、低温、乾燥を好むウイルスが侵入しやすくなります。

風邪の初期症状として、寒気と頸部のこわばり、サラサラの鼻水、そして旺盛な食欲が見られます。これは免疫系の顆粒球や単球がウイルスを貪食した結果、副交感神経が優位になっている状態です。眠気を感じ、すぐにでも横になりたくなります。

しばらくすると発熱し、鼻水や痰も固くなってきます。これは、リンパ球が特定のウイルスを狙い撃ちした結果、交感神経支配に変わったサインです。頭脳は明晰になり読書などがはかどります。

発熱は疼痛物質の感受性を高めるので、人には不快感をもたらしますが、微熱くらいで安易に解熱鎮痛剤などを使えば、かえって治癒系のはたらきを阻害してしまいます。

軽い風邪なら「食べるな、動くな、寝てろ」が原則です。

不快感を取り除きつつ、治癒系を邪魔しないホームケアがいくつかあります。

たとえば、200年前から存在するユーカリなどの精油を使った吸入製剤の塗布、そして、からだを緩め保湿する水あめベースのハーブ製剤の内服です。

今度の鷹匠レッスンでは、これらを作ります。

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Posted by Konohana2  at 17:20スクール情報植物療法メモ