2017年04月24日

イヌにとってベストなフードは


昨日、アルちゃんの狂犬病ワクチン接種に行き、獣医さんから興味深い話を聞きました。


イヌの寿命が10数歳なのに対してオオカミは25歳。

これは野生のオオカミは草食動物の消化管内に残っている未消化な状態の植物を生で食べているから。

しかも必要な分だけ食べ、満腹になるまでは食べない。

イヌにとってベストなエサは、生きたウサギ1匹まるごと。

生のタンパク質は十二指腸を通過する際、膵リパーゼの影響を受けやすく、容易にアミノ酸まで分解される。アミノ酸は小腸から血液へと吸収される。

しかし、加熱処理されたフードはタンパク質が固まっているため、膵リパーゼが効きにくく、消化器系に負担をかける。そればかりか、分子が大きな状態で腸管吸収されれば、免疫細胞はそれを異物として認識し、アレルギーにつながる。


野生動物はローフーダリアン、というお話でした。



写真は2010年さつえい。散歩の途中、ご近所で飼われていたウサギのメレちゃんを何10分でも飽きずに見ていたテオちゃん。

  


Posted by Konohana2  at 11:30植物療法メモブログおいしいもの