2017年11月14日
ガストン・ネサンのソマチッド新生物学「完全なる治癒」
昨年夏、私は赤坂のクリニックで、指先から採取した一滴の血液を特殊な顕微鏡映像で見ていた。血球のまわりをソマチッドが動き回っていた。
ソマチッドは細胞より極微な生きた有機体で、DNAの前駆体とも、肉体と魂をつなぐものともいわれている。

生物学者のガストン・ネサンは、ソマチッド理論に基づいて、有効で無毒、しかも安価な抗ガン剤を開発し、多くの命を救った。しかし1989年、カナダの医師会によって告発され、裁判にかけられた。
結果は不起訴となったが、安価で有効な薬は医師会にとって都合が悪かったらしい・・・。
ガストン・ネサンのソマチッド新生物学「完全なる治癒」
クリストファー・バード著
徳間書店
Posted by Konohana2
at 11:35
│読書感想文